アワノトモキの「読書の時間」
ep54-2 『パーティーが終わり、中年が始まる』phaさん/「ニートプロブロガーの解話」と「変化への向き合い方」
2026/8/318分
エピソード再生
0:000:00
エピソード概要
どうも、ホシノです。 今回はホシノの選書、pha(ファ)さんの『パーティーが終わり、中年が始まる』(幻冬舎)を掘り下げていきます。 かつて「日本一有名なニート」やプロブロガーとして知られ、シェアハウスで仲間たちと自由気ままな暮らしを送っていたphaさん。そんな彼が40代半ばを迎え、「中年」という新たなフェーズに突入したことで起きた自身の変化を綴ったエッセイです。 かつては「自由な若者の象徴」として受け入れられていただらしなさや見なりも、おじさん世代になると「みすぼらしさ」や「警戒対象」として世間から見られてしまうという切実な見られ方の変化。そして、かつては楽しめていた「あてもない夜の散歩」や思考のリンクがうまくいかなくなり、1人の時間に楽しみよりも「寂しさ」を感じるようになってしまったという内面の変化が、淡々と描かれています。 かつて仲間とシェアハウスで集い、夜な夜な語り合っていた「長いパーティーの期間」が終わり、静かで少し寂しい「中年」がやってくる。 世間からの見られ方や自身の感受性が変わっていく中で、定職を持たず、会社も家族もなく(愛猫たちも去り…)、孤独と向き合いながら古書店で働くphaさんの姿は、どこかダウナーでしんみりとした癒やしを与えてくれます。 同じように「変化」を迎えている身として共感しつつも、 その捉え方や次の一歩は人それぞれ。 次回は、そんな「中年期における変化への向き合い方や解釈の違い」について、アワノさんとさらに語り合っていきます。お楽しみに!